初めて猫ちゃんを迎えた時。
想像の中の猫ちゃんは、あまり動かずに膝の上に乗ってゴロゴロ言ってるイメージだった。
が、現実は全く違った(笑)
まず思い通りにはいかない。
玄関やキッチンは入ってほしくないので、百均のワイヤーネットで柵を作って準備していた。
でも一日も持たずに突破。
ベッド下は段ボールで入れないように周囲を埋めたが、その隙間や段ボールの上部に潜り込み、あっさり突破。
防御しては破られを繰り返し、最終的には「どうぞ、お好きなように」と私は敗北宣言する事となった。
そう、こちらの思った通りにはまったくいかないのだ。
思えばこちらの思い通りにしようなんて、”猫さま”にとって失礼な事だったと気づく。
猫さまは、自由気まま、止められれば余計に興味を示し意地でも突破してくる。
(これは我が猫様の性格かも知れないが…)
ビビりのくせに、とても気が強く意地っ張り。そしてワガママなのに甘えん坊。
その性格は、一体なぜ?
この世界は自分の鏡なのだとしたら、この猫様は私の奥深くにある抑えてきた気持ちなのかもしれない。
そこそこ良い子でいた自分、ワガママを言ってはいけないとその気持ちを抑え込んだ自分。
きっと私の抑えてきた気持ちを表しているんだろうな…と。
それは見事なまでにワガママお嬢様で甘えん坊。
そしてそれが私の抑えていた気持ちならば、振り回されても素直に受け止めよう。
この子は私の鏡。
猫さま、自由に思うように生きるんだ!
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